ビジネスのグローバル化に伴い、契約も国内企業間だけではなく、対海外企業へも広がっていくことが今後必死となると思います。最近ある案件で契約の壁の問題についても感じたことがあったので情報共有としてご紹介します。
商習慣とは各国それぞれ異なる故、どうしてもどちらかがある時点で譲歩することが必至となるのですが、日本の契約書は最後に、ある程度すべてをカバーしてしまうようなあいまいな表現で締める傾向があるのに対し、契約社会である海外の企業はそれに納得がいかない。
すべて想定できることを契約書に盛り込むことを要求します。
その違いによって、嫌気を指してしまうと契約破棄という最悪のシナリオも。
お互いにどこまで妥協できるのか事前の線引きは必要だと感じます。契約書がすべてであるだけに、時間も労力もかかるプロセスですが、その壁を乗り越えた先のビジネスがどのように広がるのかを考えたらうまく切り抜けたいポイントですね!
法人だけではなく個人でも対海外とビジネスをするのであれば自分自身のビジネスを守る意味でも、契約書は必ず用意することを検討した方がいいでしょう。